電気から水まわりまで一社で引き受ける理由
電気の工事を頼む会社と、水まわりを直す会社が別々だと、調整の手間がかさむ。有限会社丸正電器は電気設備工事と住宅リフォーム、エネルギー事業までを一つの会社で扱い、住まいの相談をまとめて受けられる形をとっている。山梨県富士吉田市下吉田を拠点に、相談から施工までを自社で通すため、工程の間で話が途切れにくい。電気も水も扱える背景には、分野をまたぐ資格を社内にそろえてきた積み重ねがある。
配線から配管、建築まで一社で見られることは、依頼する側の負担を軽くする。原因の切り分けから工事、施工後の確認まで同じ担当が関わるため、やり取りが一本化される。富士北麓で長く続けてきた電器店だからこそ、分野をまたいだ相談にも応じられる。
電器店として始めた仕事を住宅の改修やエネルギーへと広げ、住まいにまつわる相談を一手に受けられる形へ育ててきた。中村哲が代表を務める6人の体制で、富士吉田市下吉田から各地へ足を運ぶ。規模を大きくするよりも、顔の見える距離で仕事を続けることを選んできた。
資格と認定が支える施工の裏づけ
保有資格は第2種電気工事士、2級建築施工管理技士、給水装置工事主任技術者、冷媒回収技術者、ガス機器設置スペシャリストなど多方面におよぶ。危険物取扱者の乙種4類や丙種、玉掛け、あと施工アンカーといった技能講習も修了している。電気工事業山梨県知事許可(般-30)第9804号と登録電気工事業山梨県知事登録第310031号を持ち、法令に沿って現場を担う。
メーカーや団体からの認定も重ねてきた。パナソニックPV施工認定店、パナソニック修理技術認定店、スティーベル施工認定店、リフォーム三ツ星認定店、日本住宅設備協会認定のリフォームスペシャリストと、分野ごとの裏づけがそろう。
技能講習ではガス溶接やボイラー取り扱い、高所作業車、2種酸欠作業主任者なども修了している。扱う現場が電気から水まわり、ガス機器まで及ぶぶん、求められる資格の種類もそのぶん多い。スマートライフコンシェルジュやリフォームスペシャルマイスターの資格は、暮らし全体を見た相談で役立つ。
水まわりを軸にした住宅リフォーム
リフォームはキッチンや浴室の水まわりを中心に、内装、外装、間取りの変更まで引き受ける。設備の交換だけでなく、住む人の暮らし方に合わせて住まい全体を見直していく。施工事例には富士吉田市のキッチン改修や南都留郡のトイレ工事、富士河口湖町船津のユニットバス工事などが残る。
取材して印象に残ったのは、毎日使う設備を一つずつ整える現場が多かったことだ。見栄えを競う改装よりも、暮らしの不便を減らす工事に重きが置かれている。近隣の住まいを対象にしてきたぶん、着工後のやり取りも細かく重ねられている。
富士北麓エリアに密着した活動の形
富士吉田市下吉田を本拠に、富士河口湖町、忍野村、山中湖村、西桂町、都留市、鳴沢村までを対応範囲としている。営業は9時から18時まで、定休日は日曜と祝日で、電気・エネルギー工事は0555-22-2362、リフォームは0555-72-9877と窓口を分けている。昭和41年の設立以来、富士北麓の住まいに向き合ってきた時間が、いまの活動を支えている。
営業は9時から18時まで動き、問い合わせは公式LINEやInstagramからも受け付けている。山あいの集落から市街地まで、現地を見てから提案する流れを崩さない。富士河口湖町や都留市でも施工を重ね、住まいごとの事情に合わせて工事を続けてきた。


