左官工事の専業として、近畿圏で実績を重ねる
株式会社城工業は、大阪府堺市中区を拠点にビル・マンション・ホテル・工場・戸建て住宅の左官工事を手掛け、施工エリアを兵庫・京都・奈良にも広げてきた。コテや専用道具で壁・床・天井を整える左官は、建物の基礎的な品質と美観を支える工種であり、素材の扱いに習熟した職人の存在が品質を決定づける。代表の城浴光城氏は「真剣に向き合える仲間と経験を積み重ねていける」と語っており、現場の姿勢が採用の基準にも直結している。
経験豊富な職人が現場に立ち続け、モルタルや漆喰といった多様な素材の扱い方を実地で伝える育成体制が築かれている。下地から仕上げまでを一貫して担当することで、工程全体への理解が段階的に深まっていく。
未経験入社から現場戦力へ、段階的な技術習得の仕組み
未経験者の正社員応募に資格は不要で、入社後は先輩職人のもとで道具の名前・材料の準備・現場での動き方を基礎から習得できる。個人の経験値や習得状況に合わせてペースを調整するため、焦らず着実にスキルを積み上げられる。業務で必要な資格については、入社後に取得支援を受けられる制度も用意されている。
「未経験でも安心して成長できる環境がある」という声が求職者の間で広まっているという。「腰を据えて技を磨いていける」という採用ページの表現が、実際の育成体制と一致していると感じる応募者が多いようで、それが入職の後押しになっているようだ。
独立支援まで踏み込んだ、長期視点の職人育成方針
将来的に一人親方として独立したい職人には、左官技術だけでなく仕事の段取り・安全管理・現場での連携まで含めたサポートが提供される。正社員・一人親方・転職と、異なる立場からの応募に対応しており、面談でこれまでの経験・得意な作業・希望する働き方を丁寧にすり合わせる体制が整っている。「独立という目標を持っている方は面談時に伝えてほしい」という言葉は、入社前から将来設計を共有できる環境を意味している。
個人的には、独立という出口を正面から認めて支援する姿勢が印象的だった。職人のキャリアに複数の選択肢を持たせることが、優秀な人材を引きつける要因にもなっているのではないか、と感じる。
プライベートを守る休暇設計と、発信で広がる採用の輪
定休日として日曜・祝日・年末年始・GW・夏季休暇を設定し、プライベートを大切にしたメリハリのある働き方を推奨している。「一人ひとりが誇りを持って働ける職場をつくること」と「そのために必要な変化を柔軟に受け入れること」を職場づくりのビジョンとして掲げ、環境整備への意識が休日設計にも表れている。
Instagramでは施工風景や職人の日常を継続的に公開しており、「実際の雰囲気がわかって応募しやすかった」という声が寄せられているという。求人票だけでは伝わらない現場の空気を外に向けて開放しているのが、株式会社城工業の採用における独自の接点になっている。


