古い一枚から段ボール何箱分まで、預けてまとめられる
押し入れや物置に眠るプリントは、数枚のこともあれば段ボール何箱にもなることがあります。有限会社らんカメラは、その量にかかわらず写真の整理や復元をはじめ、データ化やアルバム制作、遺影の準備まで一つの窓口で受けています。まず現物の状態を確かめ、残す価値のある一枚を選ぶところから作業が動き出します。どこから手をつけるか決めきれない家庭でも、選別の段階から相談できるので、山積みのまま止まっていた作業が進みます。
選び終えた写真は、時代順に並べたり家族ごとにまとめたりと、目的に沿って構成を組み立てられます。人生の節目で区切る作り方もでき、渡す相手や見返す場面を思い浮かべながら順番を決めていきます。沼津市御幸町の店舗では、写真を広げて相談しながらこの並びを固められます。
静岡から全国へ、郵送とZoomでつながる
店舗があるのは沼津市御幸町ですが、写真を送るだけで整理も復元も始められます。選別はZoomでつなぎながら一緒に確認できるため、静岡から離れた地域でも仕上がりの方向をそろえて任せられます。神奈川からの相談も多く、量が多い写真ほどこの仕組みが負担を軽くします。
一方、近くに住む人には出張の選別サポートがあります。静岡と神奈川を中心に東京都まで含む近隣エリアなら、自宅へ伺って作業を手伝います。連絡は055-931-6171の電話やLINE公式アカウントから入れられ、受付は10時から19時です。
セピアの色あせも、AIに頼りきらず手作業で
写真の復元にはAIを使う手法も広まっていますが、有限会社らんカメラはそこに頼りきらず、色調の補正や傷の修復を手作業で積み重ねます。セピアに変わった古い一枚や、ネガをなくしたプリントでも、状態を見極めながら復元を進められます。作り込みすぎず、写っていた当時の質感を残す加減を見きわめています。
復元した写真はデータ化して長く保存でき、キャプションを添えればアルバムとして一冊にまとまります。正直なところ、色を鮮やかに戻すほど良いと思っていたのですが、あえてくすみを残す判断に写真の記憶を守る意図を感じました。撮影の背景まで書き添える一冊は、めくるたびに当時の会話まで呼び戻します。


