3事業で構成する物流体制、大阪エリアの多様なニーズに応える
「宅配もメール便も、一社に頼めるのが楽」という声が、守口配送サービス株式会社の継続クライアントから聞かれることがある。宅配事業・企業間配送・メール便という3つの事業を組み合わせることで、個人宅への配送から法人間の物流、販促物の一括投函まで対応できる体制を持っている。近畿一円を配送対象とし、枚方市のメイン拠点と大阪市大正区の中央営業所という2拠点が実務を支えている。担当エリアは相談ベースで対応するため、標準範囲を超えた依頼にも柔軟に対応できる。
2024年4月単体の売上高は1億円で、資本金1,000万円・従業員14名という体制で事業を運営している。1973年4月の設立から50年以上、大阪エリアでの配送実績を積み重ねてきた歴史が、安定した取引関係の土台になっている。
介護治療食とネットスーパー、毎日の暮らしを支えるルート配送
守口配送サービス株式会社が担うルート配送の代表的な案件が、病院向け介護治療食の配送とネットスーパーの商品配達だ。介護治療食は受け取り側の状況が特定されており、品物の安全な取り扱いと時間厳守が特に求められる現場だ。ネットスーパーの配送では、注文から受け取りまでのスピードが顧客満足に直結するため、ルートの効率化と対応の安定性が重要になる。軽貨物という選択がこの2案件に合っており、住宅地での細かい動きを可能にしている。
「毎日来てくれるドライバーの顔を覚えた」という受け取り側の声は、ルート配送の継続性が信頼関係を生んでいることを示している。枚方・寝屋川・交野に特化した配送エリアが、この種の関係性を育てやすい環境をつくっている。
百貨店配送の原点が作った、品質への高い基準
守口配送サービス株式会社の事業の出発点は百貨店配送だった。高い品質基準と丁寧な顧客対応が求められる現場で経験を積んできた同社は、その感覚を現在の各事業に持ち込んでいる。誠実な配送姿勢が評価されて数十年以上の継続取引を結ぶクライアントが複数存在し、「他の業者に替えるつもりがない」という声が聞かれることも多い。個人的には、この会社が長期取引を大切にするスタイルを選んできた理由が、百貨店配送の原点にあるのだと感じた。
企業間配送では部品・資材・製品の配送を担い、大型・重量物や特殊な取り扱いが必要な案件にも対応できる体制を整えている。状況に応じた最適な配送方法を提案し、全国各地への配送も受け付けている点が法人クライアントの利用動機になっている。
研修と多様な雇用形態が、長く続けやすい現場を作る
業務委託・パート・アルバイトという複数の雇用形態を設けた守口配送サービス株式会社の採用体制は、ライフスタイルの異なる人材が各自のペースで関われる設計になっている。経験・年齢・性別・学歴を問わない人柄重視の採用方針のもと、入社後は1週間程度の横乗り研修で実務の基礎を固める。普通自動車免許があれば特別なスキルは不要で、繰り返しの業務の中で自然と効率的な動き方が身につく構造になっている。
「家事との両立を考えていたが、時間調整がしやすかった」という声が特に女性ドライバーから聞かれる。一人で集中して進められる配送業務の性質が、人間関係のストレスを抑えながら長く続けたい人に合っているという声も多い。


