「断捨離流 生き方」を伝えるトレーナーの実践
断捨離®️の講座や講演活動を京都から発信するオフィス空は、7月に「断捨離流~生き方~」と題した講座の開催を予定しており、片づけの技術を超えた「生き方」の話を軸にすえた場を作ろうとしている。やましたひでこ公認断捨離®️トレーナーとして活動する代表・義永直巳は、ブログを通じて日々の気づきを継続的に発信しながら、断捨離®️という実践を日常の延長として生きている。
「振り返ったら感謝が残った」「人と一緒だから見える景色がある」といったブログのタイトルが示すように、断捨離®️はオフィス空にとって空間整理の技術ではなく、日常の在り方そのものだ。
5つのサービスで対応する、多様な悩みの入り口
断捨離®️実践基礎講座・自宅訪問サポート・法人向け企業の環境改善プログラム・オンライン相談・個別相談という5種類のサービスが、個人の悩みの種類と状況に応じて選べる形で揃っている。「片づけが苦手」「もったいなくて捨てられない」「忙しくて手が回らない」という3種の悩みを入り口として明示しており、自分がどこに当てはまるかが把握しやすい設計だ。
個別相談では「気持ちの整理がつかないときにそっと寄り添える存在でありたい」というスタンスで、作業の前段階から関わる。初めて断捨離®️を考える人が最初に話せる場として、この相談窓口が機能している。
継続的なつながりを生む、コミュニティの広がり
お茶会・ルームツアー・歌舞伎観劇・関西組イベントなど、断捨離®️を軸にした多彩な集まりが定期的に開かれている。参加者が「また来たい」と繰り返す場になっているのは、断捨離®️の学びそのものだけでなく、同じ方向を向いた人たちとのつながりが生まれるからだ。TSさん(50代女性)は歌舞伎観劇のイベントで「また参加します」と伝えており、学びの場が交流の場として機能していることがわかる。
TYさん(60代女性)も「何十年ぶりの歌舞伎だったが始まったら舞台に釘付けになった」と語り、美意識を磨くという文脈での活動が、断捨離®️の考え方と自然につながっている様子が伝わる。
京都らしさを帯びた、「余白」の美学
京都に暮らしながら茶道・着物・歌舞伎といった和の文化と日常的に関わる義永トレーナーの生き方は、「残すべき伝統を残し、不要になったものを手放す」という断捨離®️の思想を体現している。単に捨てるのではなく、何を残すかを問い続ける姿勢は、京都という土地の持つ美意識と響き合う部分がある。個人的には、その重なりがオフィス空の断捨離®️に他にはない奥行きを与えていると感じた。
ブログで語られる茶道のお稽古や季節の移ろいへの目配りは、暮らしに丁寧に向き合う日常の記録として積み重なっている。空間を整えることと美意識を育てることが、オフィス空では同じ線上にある。


