株式会社ANDO Imagineering Group | PCと木質構造が拓く、設計の新しい地平

「楽しむことと技術の実践」を組織の方法論にする

「楽しいことを楽しく実践する設計事務所」——株式会社ANDO Imagineering Groupが自らを定義する言葉は、サービス説明でもキャッチフレーズでもなく、設計の判断基準として機能している。代表の安藤耕作氏が構造家として積み上げてきた社会課題や建築・構造への問いを、「社員みんなと議論を尽くした解決方法で提示・実践すること」がこの事務所の核心とされている。2015年1月設立、千代田区六番町に拠点を置き、2021年5月に現社名へ改称。東京都知事登録の一級建築士事務所として、JSCA・AIJなど複数の専門団体にも名を連ねる。
取引先の一人は「構造の専門家でありながら建築の設計者と一緒になって建築を面白く作ろうとする姿勢が面白い」と語る。構造家でありながら建築の面白さを追求するという姿勢は、この事務所が「構造設計事務所」という枠に収まらない理由でもある。

PC・RC・Steel・Timber——素材ごとに異なるアイデアが宿る

株式会社ANDO Imagineering Groupは、取り扱う構造種別にPC・RC・Steel・Timberのすべてを持ち、素材ごとに独自の設計手法を蓄積してきた。PC造ではプレキャスト薄肉ラーメン工法や立体テーパーリブ、レシプロカル構造といった独特の工法を複数の案件で実用化。Timberでは道産木質材料(CLT・集成材・コアドライ)と補助Steelのハイブリッド構造による北海道の校舎、Steelでは複数のジム施設や駅舎、RC造では保育園・医療施設など、それぞれの素材の特性を引き出す形で案件に向き合っている。
環境配慮型工法としてSDGsへの対応も進めており、木質構造の案件はその実践例の一つだ。「PCを用いたPRC造の建物は事務所ビルの世界に新しい風が吹く」という協働者の言葉は、業界の中でのこの事務所の立ち位置を端的に示している。個人的には、素材ごとに設計哲学が変わらず一貫している点が、最も印象に残った。

全国23件以上——用途も地域も広がり続ける実績

代官山スクエア(東京都渋谷区・2024年)・渋原XROSS(東京都渋谷区・2026年)・LYFART(福岡県福岡市・2024年)・蘭越の高楼(北海道蘭越町・2022年)・障害者支援施設インマヌエル(静岡県小山町・2021年)——株式会社ANDO Imagineering Groupが公開しているワークスリストには、北海道から九州まで、オフィス・住宅・福祉・医療・信仰施設・交通インフラが並ぶ。建築作品(ARCHITECTURAL Works)と構造設計案件(STRUCTURAL Works)の両軸で実績が蓄積されており、自社設計と協働設計が半々という体制のもとでこれだけの実績を積んできた。
「毎回AIGの構造図からは熱い想いが伝わってくる」という声が継続して届く背景には、案件ごとに新しい技術的テーマを設定するという事務所の姿勢がある。「必然であるかのように思えてくる」と協働者が語る構造的な説得力は、16テーマを統合的に考察するアプローチから生まれている。

23名・全工程対応——設計者を育てる場としての側面

現在23名が在籍(平均年齢38.1歳)する株式会社ANDO Imagineering Groupでは、構造計算・実施設計・現場監理まで全工程を担う体制をとり、若手でも短期間で「全部できる構造設計者」として成長できる環境をつくっている。年齢・経歴不問の採用姿勢のもと、構造家・建築家・法律家など多様な専門家から直接学べる機会が日常に組み込まれている。テレワーク東京ルール実践企業としての宣言も、働き方の整備が進んでいることを示す。
「AIGさんは私の要望を丁寧に聞いてくれて、想像以上の提案をいつもしてくれるのでいつも楽しみにしている」という声は、設計の質とコミュニケーションの両面への評価として届いている。「楽しいチームを求めている」という採用メッセージが、外部からの評価とそのまま重なっている。

構造設計 千代田区

ビジネス名
株式会社ANDO Imagineering Group
住所
〒102-0085
東京都千代田区六番町7-11
ESCALIER 六番町3F
アクセス
JR総武線四ツ谷駅から徒歩約4分
TEL
03-6804-3069
FAX
営業時間
9:30~17:00
定休日
土,日,祝
URL
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