橋梁も住宅も、同じ丁寧さで向き合う施工姿勢
鉄筋工事に求められる精度は、構造物の規模にかかわらず変わらない。株式会社森島鉄筋工業は戸建住宅から大型施設・橋梁まで、現場の種類を問わず同じ姿勢で施工に臨んできた。静岡県知事許可(般-27)第012724号のもと、浜松市を拠点に磐田市・湖西市など静岡県内の幅広いエリアで実績を積み重ねてきた歴史がある。
「規模が小さいからといって手を抜く、ということがない会社だと感じた」という声が取引先から聞かれる。見えない部分を支える工程だからこそ、完成後に問題が出てからでは遅い。創業から40年超にわたって専業で施工を続けてきた蓄積が、現場ごとの判断力と対応力の土台になっている。
自社一貫の強みは、情報が途切れないことにある
加工・運搬・組立の全工程を自社スタッフが担う体制は、品質管理の観点だけでなく、情報伝達の速さという面でも大きな意味を持つ。外注を挟まないため、現場で生じた変化や判断がそのままチーム内で共有され、対応のタイムラグが生まれにくい。毎朝浜松市の拠点から現場へ向かうスタイルで、チームが同じ情報を持ったまま施工を進める流れが日常になっている。
この体制を維持し続けるには、技術者を社内で育てるサイクルが機能していることが前提になる。「段取りから竣工まで、現場の文脈が途切れずに続く感覚がある」という言葉が、一貫施工の実態を的確に表している。個人的には、40年以上この体制を崩さずに続けてきたことが、地域の信頼を積み上げてきた最大の要因ではないかと思う。
年齢も経験も問わない、株式会社森島鉄筋工業の採用姿勢
高卒・無資格・未経験——この三つが揃っていても、入社の障壁にはならない。現場では基礎的な作業から始め、経験豊富な職人が横について段階的に指導を行う仕組みが組み込まれている。20代から50代まで幅広い世代が在籍しており、技術がベテランから若手へと自然に受け継がれる環境が日常的に機能している。
資格取得手当が設けられており、入社後に施工関連資格へ挑戦できる道も整っている。「困ったときにすぐ声をかけられる雰囲気が最初からあった」という入社者の声が多く聞かれ、現場の風通しの良さが定着率にも影響しているようだ。女性も活躍できる環境であることを明示している点も、間口の広さを示している。
月残業4〜5時間、土日休み——現場仕事の常識を覆す数字
繁忙期でも月平均残業4〜5時間、土曜・日曜定休、勤務は8時から17時。この条件が現場仕事として成立しているのは、工程管理を自社で完結させる体制がスケジュールの安定にも寄与しているためだ。生活リズムを崩さずに資格取得の準備や自己学習に時間を使えることが、長く働き続けられる環境につながっている。
鉄筋工事は建設需要が続く限り仕事が途切れにくく、景気変動の影響を受けにくい専門分野として安定した仕事量が確保されやすい点も、長期的なキャリア形成を考える上での安心感になっている。専門性が上がるほど対応できる現場が増え、収入にも反映される仕組みがあるため、「続けるほど選択肢が広がる仕事」という実感を持つスタッフが多いという。


