一人で抱え込まない、連携ありきの仕事
青果の仕分けは、一人で黙々とこなす作業に見えて、実際はスタッフ同士の連携で成り立っている。株式会社昭島松源の現場では、大量の生鮮食品を出荷先ごとに振り分ける工程を、互いに声をかけ合いながら進めていく。誰かの手が足りなければ自然と別の手が加わる。そうした助け合いの積み重ねが、市場の稼働リズムに遅れず商品を送り出す下支えになっている。
連携が効く職場は、入ったばかりの人にとっても心強い。分からないことをその場で聞ける空気があり、一人で行き詰まる場面が少ない。株式会社昭島松源では、和気あいあいとした雰囲気のなかで作業が進むため、初めての現場でも肩に力が入りすぎずに動ける。
未経験者を迎える、伝える文化
ノウハウを持った先輩が、新しく入ったメンバーへ業務の手順を一から伝える。これが株式会社昭島松源に根づいた育て方だ。青果の仕分けやピッキングは経験がないとイメージしにくいが、現場で実際に体を動かしながら教われば着実に身についていく。最初から完璧を求められることはなく、段階を踏んで覚えていける流れが整っている。
正直、取材で現場の話を聞いていて、この「伝える文化」が長く続いている理由がよく分かった。教わった人がやがて教える側に回り、蓄えたノウハウが次の世代へと手渡されていく。宮前区周辺で積み上げてきた現場の知恵が、こうして途切れずに受け継がれている。
資格の面でも後押しがある。フォークリフト免許の取得費用を会社が全額負担しているため、免許を持たずに入っても、取得後は運搬業務まで担えるようになる。教わりながら仕事を覚え、資格まで得られる流れが、未経験者が現場になじんでいく後ろ盾になっている。
事前に職場を確かめられる安心感
どんな人と働くのかが見えないまま入社するのは、誰しも不安が残る。株式会社昭島松源はギャラリーで職場の様子や日々の業務風景を写真として公開しており、実際の作業環境や現場の空気を入社前に確かめられるようにしている。卸売市場の規模感や冷蔵倉庫での商品管理の実態も見て取れるため、働き始めた後のギャップが生まれにくい。写真から伝わるチームの一体感が、応募のハードルを下げている。


